食材の知識 パパイア

意外に知られていない「パパイア」の知識

新鮮な「パパイア」

肉の消化を助ける“木瓜”

効能
  • がん予防
  • 肉の消化促進

パパイア科、熱帯アメリカ原産。沖縄では青パパイアの味噌漬けやぬか漬けがあり、「瓜」と同じように使われるので「木瓜」とも言われます。

果実には特有の臭みがあります。パパイアの栄養上の特徴はビタミンA(カロチン)とビタミンCが大量に含まれていることと、タンパク分解酵素のパパインや、抗ガン効果のあるカルパインが含まれていることです。

米国科学アカデミーが1982年に、ビタミンのA・C ・E はガン予防ビタミンと発表しましたが、カルパインも加わり、パパイアはガン予防効果の高いフルーツと言えるでしょう。

ただし、熟するほどパパインの含有量は減るので要注意。

パパイア果汁に肉を2~3時間つけると、肉が軟化します。肉食好きの人のデザートにパパイアは最適です。フィリピンではイボや魚の目をとるのにパパイアの乳液を使い、ニキビやソバカスにも効果があるとして化粧品にも使われますが、パパインの作用と無関係ではないでしょう。

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