食材の知識 じゃがいも

意外に知られていないじゃがいもの知識

新鮮な「じゃがいも」

健脾益気・利水消腫の健康食

効能
  • 美容
  • 胃潰瘍・十二指腸の予防
春・秋

南米のアンデス原産。ナス科の多年生草本。日本には159人(慶長3)年、オランダ人がジャワのジャカルタから長崎の平戸に持ち込んだため、「ジャガタライ→じゃがいも」となりました。

ただし本格的な食用は、明治期に欧米から新品種が導入されてからです。

アイルランドではリウマチや座骨神経痛よけのまじないとして、じゃがいもをポケットに入れて持ち歩く習慣があったとされますが、漢方でも、打ち身や腫れ、関節炎による痛みに、じゃがいもの生汁と適量の小麦粉と酢を混ぜて湿布するという民間療法があります。

じゃがいもにはビタミンB 群やビタミンC (加熱調理しても壊れにくい。ジャガイモのでんぷんが熟で糊化してCを包み込んで庇護するため)、パントテン酸、カリウム、イオウ、リン、塩素などのビタミン、ミネラルがバランスよく含まれています。ビタミンCには解毒作用や細胞組織の再生機能の促進作用があり、イオウ、リン、塩素は殺菌・浄化作用や皮膚・粘膜の浄化・再生に有効なため、じゃがいもは美容食としても抗墳場食としても格好の食物です。

また、抗ウィルス作用を持つプロテアーゼ阻害物質やクロロゲン酸には、発ガンを抑える作用があることがわかっています。その他、パントテン酸は消化の促進、肉の中毒の解毒をし、カリウムは血圧を下げる効果があるので、肉類のつけ合わせにジャガイモは最適。漢方でも昔から、じゃがいもには「健脾益気」(胃腸を強くし、気力・体力を益す)、「利水消腫」(排尿を促し、むくみをとる) などの効能があるとしています。

じゃがいもの民間療法

胃潰瘍
じゃがいもを厚さ1cmほどに切り、網で真っ黒になるまで焼き、1日にに2~3枚食べる。
二日酔いからくる吐き気・下痢
イモ粥にして熱いうちに食べる。
軽いやけど
じゃがいもの生汁をしぼって患部につける。

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