食材の知識 大豆

意外に知られていない「大豆」の知識

新鮮な「大豆」

“イソフラボン”が乳ガン、子宮がんを予防

効能
  • 老化予防
  • 健脳
  • 乳がん、子宮がんの予防
  • 骨粗鬆症の改善

マメ科。中国北部原産の一年草。日本には縄文時代に伝播。明治18年のウィーン万博に日本は大豆を出品し、ドイツの科学者から、その栄養の豊富さを絶賛され、「畑の肉」と呼ばれました。

事実、牛肉と同様の必須アミノ酸が含まれ、脂質は血中コレステロールを低下させるリノール酸やオレイン酸を多く含み、B1・B2・B6・ビタミンE・ビタミンK などのビタミン類、カルシウムや食物繊維も豊富です。

また、肝機能を高め、利尿を促し、高脂血症を防ぎ、老化を予防するサポニン、脳の働きをよくするレシチンなど、健康増進成分が存分に含まれています。

さらに、最近話題のイソフラボン(ポリフェノールの一種)は、女性ホルモンに酷似した作用を有し、乳がん、子宮がんの予防、骨粗鬆症の改善に有効です。

大豆タンパクに含まれるリジンやスレオニンなどの必須アミノ酸は、白米にはほとんど入っていないので、ご飯と味噌汁、納豆、豆腐、醤油などの組み合わせは栄養学的にも最高なのです。

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