食材の知識 害の多い揚げ物料理

意外に知られていない食材別の知識

食材イメージ

揚げ物料理は健康レベルを下げてしまう

心臓、血管、つまり循環系の健康維持にかかわる食事や栄養についての大事な情報です。整理してまとめておきます。勘違いや思い違いがあるものなのでもう一度見直してみるといいでしょう。

最近の研究で循環系の病気のリスクを下げるうえで、最重要視していること。

この4項目すべてとなっています。

食事と循環系の病気の関係については、現在なお研究者のあいだに多くの対立した夢見がありますが、循環系の病気を予防するものとして、ただひとつ論議の余地なく明白だとさことられている事柄があります。それはなんでしょう。

答えは「総脂肪」です。

コレステロールを減らすだけで循環系の病気のリスクを減らせるという証拠はあげられていません。ただ、酸化したコレステロールが有害であることははっきりしています。重要なのは総脂肪を減らすことで、植物油も動物性脂肪同様とりすぎるのはよくないことがわかっていることです。

循環系の健康によい脂肪酸をふくんでいるものは

答えは、魚の脂と亜麻仁油です。

亜麻仁油にふくまれているアルファ・リノレン酸や、魚の脂にふくまれているEPA やDHA などのオメガ3 というタイプの多不飽和脂肪酸は、循環系の健康維持によい働きをしますので積極的に摂りましょう。

食物繊維がコレステロール値を下げるのは、どんな働きによるものでしょうか?

答えは、腸でコレステロールが排泄されやすくするからです。

食物繊維というのは消化できない高分子です。だから吸収されて血液のなかに入ることはありません。この吸収されない物質が腸内でコレステロールを排泄されやすくします。

食物繊維を多く含んでいるのは「果物と野菜」「肉」「穀類」のうちどれ?

答えは、「果物と野菜」「穀類」です。

食物繊維はかにの甲羅やえびの穀以外に動物性の食品にはまったくふくまれていません。穀類と豆類は最もすぐれた食物繊維源ですが、精製した穀類にはそれほどふくまれていません。

十数年前までは動物性脂肪はよくないけれども植物油はよいというふうにいわれていましたが、現在では植物油もとりすぎるとよくないことがわかっています。とくに高温で加熱した植物油はできるだけとらないほうがよいのですが、家庭でも外食でもどんどん揚げもの料理が増えていっており、酸化した油だけでなく酸化したコレステロールも多くとりこむ結果になっています。当然それは循環系の病気の増加につながるリスクと考えていいでしょう。

油を味方にする、現代人はオメガ9 系を積極的に摂ることで効率よく健康的に痩せる オメガ3、6、9についてにもあるように最近は、ダイエットにも良質の油が欠かせなくなっています。

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