食材の知識 インスタントコーヒーの肝臓への効果

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インスタントコーヒーの肝臓への効果

コーヒーといえば、眠気覚ましの効果以外、むしろあまり体にいい飲みものではないというイメージを持っている人が多くいらっしゃいます。
ところが最近になって、コーヒーの意外な効果が明らかになりましたコーヒーを毎日4~5杯飲むと、肝臓にいいというもので、コーヒー好きにはうれしい朗報です。
このコーヒーの効果を裏付ける調査は、40~60歳代のお酒を飲む男性1万人以上を対象に行われました。
その調査によれば、毎日ビール大びん1本を飲む男性の場合、コーヒーを飲む人と飲まない人では、アルコール性肝障害の指標となるγGTPの数値が約10ポイントも違ってくるという結果がでましたた。このγGTPは、飲酒量が多い人ほど高くなります。
男性なら50以下、女性なら30以下が基準値とされており、これを上回ると肝機能に何か異常があるとされています。
γGTPの数値を下げるというコーヒーの効果は、比較的、飲酒量の多い人にはっきりとみられます。お酒を飲まない人は、コーヒーを飲もうが飲むまいが、数値にはほとんど変化がみられません。
この数値を下げる効果を生み出すのが、コーヒーの中のどの成分なのか、今のところ明確になていません。ただ、アメリカでも、コーヒーを毎日4杯以上飲んでいる人と飲んでいない人では、肝硬変で入院したり死亡したりする率が5倍以上も違うというデータがでています。コーヒーを飲んでいる人のほうが危険性が少ないという結果です。
ただし、コーヒーであれば何でもかまわないというわけではありません。1万人以上の飲酒の男性を対象にした先の調査結果によれば、インスタントコーヒーや、フィルターでろ過するドリップ式がもっともいいとされています。なぜなら、コーヒーの中に含まれている「カフェストール」という成分が少ないからです。カフェストールは血液中のコレステロール値を上昇させます。エスプレッソや、トルコや北欧のボイルド式コーヒーなど、液体中にコーヒーの成分が溶けだした飲み方で4~5杯ぶん飲んだ場合、インスタントコーヒーなどに比べると、かなりのカフェストールを摂取することになります。
また、インスタントコーヒーやドリップ式コーヒーであっても、長い時間放置しておいたようなものはよくありません。ポットなどに入れてそのままにしておくと、変異原性物質がでてきて、体に毒になってしまいます。よくファーストフード店などは、たててから20分以上経ったコーヒーは全部捨ててしまい、また新しくたて直すというが、これもそういったコーヒーの性質を配慮したものです。
コーヒーはいれたてを飲むのが一番です。それも、なるべく新しいものが望ましいのです。
インスタントコーヒーなら、封をきってから遅くても3ヶ月以内。ひいてもらった豆の場合は、1週間~10日以内に飲みきってしまう。そういう飲み方をすればコーヒーは有益な噂好飲料になるでしょう。
ただ、肝臓にいいからといって、酒を多量に飲み、加えてコーヒーをがぶ飲みするという発想は健康的とはいえません。今回、コーヒーの新しい効能を発表した研究グループは、コーヒーの中のγGTPを下げる有効な物質の正体や、それがどのような作用をしてγGTPを下げるのかが明らかにされれば、今後、肝臓にとって良い効果をもたらすことができるのではと期待されています。

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