脂肪抜きダイエットの落とし穴

脂肪も必要な栄養素

食材イメージ

多くのダイエットが便秘の元凶になる

多くのダイエットが便秘を引き起こし、腸の不調の要因になっています。最近は、医師や薬剤師のような医療に従事する多くの方々がでもダイエットに関する正しい知識や、流行の傾向を知っておかないと不調の本当の原因を見誤ってしまうこともあります。

脂肪抜きダイエットに関しては以下が消化器の専門医の見解ですからとても重要です。

脂肪の過剰摂取は、肥満や糖尿病、高脂血症といった生活習慣病の原因になります。このようにいうと「脂肪は悪いもの」と考えてしまいがちですが、本来脂肪は、身体になくてはならない栄養素です。

脂質は質と量を考えて摂る

人間が身体を動かすのに必要なエネルギーとして、糖質とタンパク質が1gで4kcalを生み出すのに対し、脂肪はなんと1gで9kcalも生み出すのです。これは大変効率のいいエネルギー源といえます。

そこで「脂肪抜きダイエット」「低脂肪ダイエット」といわれるダイエットですが、まず脂肪が足りないことによって、体力が落ちて疲れがたまりやすくなります。

また肌荒れや骨密度の低下まで招いてしまうのです。骨密度の低下の影響を考えますと、女性は閉経によって骨密度が低くなる傾向があります。ですから40代後半から50代の女性に関しては、「脂肪抜きダイエット」「低脂肪ダイエット」はおすすめできません。

ただでさえ骨密度が低くなる時期に、追い討ちをかけるような行為です。腸の不調だけでなく、全身の不調にまで発展する危険性があるので、注意してください。また肌荒れも女性にとっては避けたいことでしょう。

さらに脂肪は細胞や血管を作る材料になるはか、ビタミンAやビタミンEなどの脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きもあるのです。特にビタミンEは、身体の中の活性酸素を抑える抗酸化成分としてアンチエイジングには関係の深い成分でもあります。そのような大切な成分が吸収しつらくなるというのは、考えものです。

悪者のようにいわれている脂肪ですが、実は腸の働きを逆手にとって、ダイエットに応用することもできるのです。食物繊維は、小腸で油を抑制し、油と一緒に食べると腸管内で油が吸収されにくくなり、身体に脂肪が溜まりにくくなります。また食物繊維も油も消化のスピードが緩やかなので、相乗効果で腹持ちがよくなるという利点もあるのです。ダイエットをしている方は、食物繊維+油の効用をぜひ参考にし、食べ過ぎなどを防ぐ方法として試してみてください。

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脂肪を抜いた間違ったダイエットをするのではなく、腸に関する知識を駆使して上手に脂肪を摂ることだってできるのです。

脂質の1日の推奨摂取量

1日の脂質の目標摂取量はグラム単位ではなく、「脂肪エネルギー比率(単位:%エネルギー)」という単位で計算されています。 これは脂質のグラム数×(9÷総エネルギー)×100という計算式で計算することができます。 成人男性・女性ともに目標の脂肪エネルギー比率は20~30となっており、これは1日の摂取エネルギーの総量が2,650kcalだった場合、 20%エネルギーを目標とするなら1日の脂質の摂取グラム数は20÷((9÷2,650)×100)=58.8888gとなります。 30%エネルギーを目標とするなら、30÷((9÷2,650)×100)=88.3333gとなります。

脂質とは

脂質とは生体中に存在する水に溶けない有機化合物の総称で、固有の形のある物質をさす物ではありません。その脂質には更に、常温で液状の物と、融点が高く常温では固まる性質のものとがあります。

「脂質」という名前のイメージは「太る」とか、「中性脂肪」「脂っぽい」といった、あまり良いイメージがないかもしれませんが、実は身体にとっては必要不可欠な栄養なんです。

脂質の働き

不足すると

エネルギー不足になり体力が弱まり、疲れやすくなります。また、皮膚を守っているのも脂質なので、皮膚が荒れたり、細胞が弱くなり、壊れやすくなります。

過剰摂取の場合

脂質は摂りすぎると体内で使い切れなくなり、エネルギーに代謝されるのを待つ中性脂肪という形で蓄積されていき、溜まり過ぎると肥満や動脈硬化、高血圧症を引き起こす要因にもなってしまいます。また、単純に太ります。身体にとって大切な栄養ですが、摂り過ぎは禁物です。

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