腸が元気になる地中海式

脂肪も必要な栄養素

食材イメージ

腸にとって最高の食事療法

「便秘になるダイエットは間違っている」とか「ダイエットは腸の敵」などダイエットを行う際に腸の健康なくしてダイエットは成功しません。では、ダイエットは諦めなくてはいけないのか?というと、そうではありません。腸の健康から見ても、肥満は大腸がんのリスクファクターのひとつです。

腸の健康を考えれば「地中海式和食」がベストです。1960年代頃のアメリカの医学者であるアンセル・キースによって提唱された「地中海式ダイエット(地中海型食事)」を現代の日本人のためにアレンジしたものです

そもそも「地中海型食事」とはどのようなものなのでしょうか。簡単にいうとエクストラバージンオリーブオイルを中心として肉類を最低限に抑える一方で、魚(特に青魚)を毎日摂取します。

またパン、パスタ、米、クスクスなどの穀類やじゃがいもも食べます。そして野菜、豆類、ナッツ類、果物も積極的に摂ります。もちろんナチュラルチーズもOKという食事法です。

肉を控えるというと動物性のものがNGというイメージですが、そうではありません。

この食事法は、1993年に米ハーバード大学公衆衛生大学院のウォルター・ウィレットによる「地中海型食生活は予防医学のモデルケースである」という論文でも発表され注目を集めました。予防医学のモデルケースとは、ようするに病気を防ぎ、健康によい食事という意味です。

この食事法を見て、和食に似ています。 地中海型食事と和食の共通点は「海の恵み」と「豊富な食物繊維」です。魚や野菜中心の和食もバランスのよい食事法といえますが、足りない部分がひとつあります。それは良質の脂質です。地中海型食事の特徴ともいえるのが、この良質の脂質、つまりオリーブオイルなのです。

オリーブオイルと和食の融合が、腸の健康を考えたうえで、理想的ですので、和食にオリーブオイルというメニューがおすすめです。

腸の環境を整えることで、実は自然と体重は落ちていくものなのです。便秘の治療のために食生活や生活習慣を改善していくうちに、体重が減っていくケースが多く見られるからです。もちろん一朝一夕ではやせませんし、腸の状態もすぐにはよくなりません。しかし少なくとも半年から1年のスパンで考えた場合、腸内の改善と体重減少は少なからず関連性はあるのです。

便秘薬や便秘改善の健康食品を使うのではなく、普段の食事を正して痩せるのが一番です。

地中海式和式ダイエットの基本

毎日摂るもの

地中海式食事法”では「毎日取るもの」としてパスタやパンが推奨されています。それを日本人の主食である「お米(おにぎり)」として紹介しているのも工夫の1つ。オリーブオイルは、なたね油に。パスタはお米に置き換えることで、和の献立でも“地中海式食事法”として簡単に応用できるようにしたのです。

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地中海式ダイエットの基本

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