食材の知識 少食・欠食ダイエットのデメリット

安易に食事を抜くとしっぺ返しが来る

食材イメージ

手っ取り早く痩せる方法は食事を減らす・抜くだが…

そのダイエット方法で結果、便秘になるダイエットは間違っている、と専門家たちは口を揃えます。 しかし最近、少食・欠食ダイエットが流行っていることには懸念しています。

いろいろな方々が、その有効性を本に書かれたり、個人的な成功談が語られたりしています。しかしダイエット方法というのは、その時々の流行であり、周期的にいろいろな方法が発表されるものの、以前流行ったダイエットのアレンジであったり、または名称を変えただけのものであったりするのです。

最近流行っている少食・欠食ダイエットは、結局は「食べないダイエット」です。腸のことを考えれば、朝食を食べないだけでも大問題なのです。というのも排便に必要な大嬬動は、朝が一番強く、それは朝食を摂ることによって起こるからです。つまり排便に関するもっとも重要な働きを自ら放棄しているようなものだからです。

また少食・欠食により食べるものの全体量が減るため、便の量も少なくなり、排便の回数ももちろん減ります。また食事から摂取する水分量も同時に減るため、便は硬くなり、排泄されにくくなっていきます。そうなると腸の悪循環が起こります。痔になる可能性も大です。

栄養摂取の面からいえば、朝食を摂らなくても、昼食と夕食を摂り、トータルで必要なものを補えばよい、という考え方もわからなくはありません。しかしそれは体内リズム、もっといえば、腸リズムに反した考え方なのです。

腸リズムに合わせて生活することは、腸の働きを最大限に生かすことです。さらにそれは身体が本来持っている機能を最大限に生かすことに繋がっているのです。

これが「真の健康」というものですが、意外にもそのような考え方をする人は少ないという印象を持っています。便秘体質の方々の生活習慣を調査してみたところ、1日の食事回数が少ない人が多く見られました。食事が1日2回以下の人が40%を上回り、中でも朝食抜きの人が大変多いという結果に驚かされました。

欠食・偏食ストレス「腸のリズムを狂わせ、便秘などを引き起こす」

腸リズムに合わせて食事は1日3回。朝は生活パターンに合わせて軽め、もしくはややしっかりめ、昼はしっかり、夜は軽めにがポイントです。実は、このような簡単なことを実践するだけで体調は整っていき、体調が撃えば、余計な体重は自然と落ちていきます。むしろ流行のダイエットの繰り返しによりやせにくい体質を作ってしまうことは、腸寿の敵であると私は感じています。

腸のためにいいのは和食ならコレ!

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